ハートフルイン瀬野

盲導犬のシルクちゃんといっしょに生活をされている、
目の不自由な北崎さんをおまねきして、
お話をうかがいました。

 病気で全く目が見えなくなりました。特に困ることが二つあります。読み書きと歩くことです。
 努力して1か月で点字をマスターしました。
 シルクちゃんは、真っ黒なラブラドールレトリバーで、女の子です。ハーネスをつけているときは、盲導犬としての仕事をきちんとします。ハーネスを外すと、ペットになって甘えてきます。
 わたしたちの歩行を助けてくれるものは、この「白杖(はくじょう)」です。この杖を使っての歩行訓練をしました。ほかにも、町にある歩道の点字ブロックをたよりにして歩きます。

 盲導犬に英語で命令を出すのには、理由があります。日本語には、方言や女性言葉などいろいろな表現の仕方があって複雑になるからです。「ゴー」「ウエイト」「シット」「ストップ」などの命令があります。
 町で盲導犬を連れた人や、目の不自由な人を見かけたときに注意してほしいことが三つあります。
 1,盲導犬に食べ物を与えないでください。
 2,ハーネスをつけているときは、仕事中なのでさわ
   らないでください。
 3,信号機の前では、信号が青になったことが分か
   らないので、声をかけてください。

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